古代 崇神天皇の時代
西の纏向の地から 栃木県へ東征に来た豊城入彦命様が
ホームシックになり
栃木の太平山を見て
ご自分の出身地 木の国(昔の紀州)を恋しく思って
「遠つ木の国」
とおっしゃったとか。。。
それで
とおつきのくに → とちぎ
という名前になったという
県名の由来(市の名の由来?栃木市)ですが
そういう伝承があります
先日 ふと 思ったのですが
古事記とか読んでると
近つ淡海
遠つ淡海
という地名が出てきます
近つ淡海 は 近江の国(滋賀県) 琵琶湖
遠つ淡海 は 遠江の国(静岡県西部) 浜名湖
のことだそうです
これを見て あれ? と 思いました
もしかしたら 栃木県(下毛の国)って
遠い紀の国って ことで
もしかしたら 紀の国の遠いバージョン 分国?属国?
って扱いだったのではないだろうか。。。
みたいな気がしました
想像してみたのですが
豊城入彦命様は 父の崇神天皇から
「東征に行ったら あそこ(群馬と栃木)おまえにあげるから 好きにして良いよ」
と言われたので
「遠つ木の国」 って 言上げをして
ここは木の国だ
二つ目の木の国だ !
って 公に宣言されたのかも~。。。
ホームシックがどうのこうのではなく
地名を名付けた祝詞だったのかも!
なんて 考えてみました 。。
いつからかはわかりませんが
栃木と群馬は 「毛の国」と呼ばれ
後に 群馬を 「上毛の国」 栃木を「下毛の国」 と分けたそうです
毛の国 の意味は
都から遠く離れた東の未開地で野蛮人(蝦夷 毛人)がいるという意味で 「毛」を使ったのではないか
とか 現在 いろいろ推測されてますが
はっきりとは わからないみたいです
佐野にある 三毳山(みかもやま) が 謎の 毛が三つつく漢字の名前なので
それと関連するのか
はたまた 天之香々背男が高天原グループに滅ぼされたから
田舎の野蛮人が支配していた という意味で 毛 を使ったのか。。。
謎だらけ(毛) です
とりあえず
毛の国と呼ばれだしたのは いつの事なのか。。。
ゲゲ的には
豊城入彦命様が言った「木の国」がなまって「毛の国」になった説が
好きです!
木の国の属国?分国?で 良いって 思います!
みかん がおいしそう!!分けて欲しい!
(古代 紀州がみかんの産地だったかは知らないけど♥)
それとも 昔々
天照大御神の孫 ニニギ命の頃ですよね。。
神武天皇が即位するだいぶ前です。。天孫降臨の時。。。
天の香々背男が 建葉槌命・フツヌシ命・タケミカヅチ命に 討伐された時
すでに 群馬と栃木は 「毛の国」
と呼ばれていたのでしょうか。。。
↑ この考えも捨てがたしだけど
ゲゲ的には やはり
栃木と群馬を愛して治めて下さった豊城入彦命様に敬意を表して
木の国が訛って毛の国になった
が
ステキだなあ。。。と 思います
みかん。。。。食べたくなった。。。